
。。じゃ、今回は、前回の続きとして、界面活性剤に関係してる いろんな誤解について話してくよ♪。。
おそらく勝手に
思い込んでしまったり
他の人から間違った
情報を聞いて、それを
信じてしまったりして、
まちがった理解を
してるモノも多いと
思うんで、、
ぜひ参考にしてね♪
「石油系」合成界面活性剤の間違いって?
スキンケアの公式ページを
見ていると、よく、
★石油系合成界面活性剤 不使用
って、コトがPRされてるよね?
。。ま、深くは言わなくても、
「うちのは、石油系ではないので
肌に優しいですよ。。」
って感じだよね。。
。。で、そもそも
「石油系合成界面活性剤」って
言うと、、
普通にやっぱり
界面活性剤
ってコトになるよ。。
代表的なモノをあげると
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
とかだね。。
これは、ものスゴ~く
評判が悪いよね。。
「刺激が強い」
「皮脂ごとゴッソリ落としてしまう」
。。って。。
。。でも、驚いたコトに
この「ラウリル硫酸Na」とかは、
■普通に天然由来成分で
作ったりもできる
らしいんだ。。(^_^;)
もっと言うと、石油系じゃない
「植物系」の界面活性剤でも、、
■石油を原料にする
コトができる
モノもある
みたいなんだよ。。(;´Д`)
。。なので、
「石油系」合成界面活性剤
を使ってないってコトは、
とくに成分を指定してるコトに
なってないので、、
やっぱり成分表で成分を
確認して、実際に
「何が」界面活性剤として
含まれてるかは、チェック
した方がいいんだね♪
界面活性剤に「天然」「合成」ってあるの?
。。今、サラッと、
石油系「合成」界面活性剤って
言ってしまったんで、、
次は、この
■合成
の部分にスポットを
当ててみるよ♪
界面活性剤は、
略して「合界」って
言われるコトもあるくらい
「合成」のモノが
よく使われてるね。。
「。。じゃ、「天然」の
モノはないの?」
ってコトだけど、、
あるには、あるんだよ♪
「レシチン」は、もともと
人間の体の中にも存在して、
「細胞膜」とかを構成してる
成分だね。。
あと「サポニン」も、
いろんな植物に含まれてる。。
これらは、界面活性剤なので、
「天然の界面活性剤」と
言えるね。。
。。でも、実際に化粧品などで
使われてるモノとしては、
「合成」の方が主流だよ。。
これは、どうしてかって
いうと、
■安定性が高い
ってコトなんだね。。
「?」って人もいるかも
しれないんで、、
「オレンジ」をたとえに
話しをしていくね。。
スーパーとかで
売ってる「天然」の
オレンジ。。
だれもが経験してると
思うけど、
「味にバラつきがある」
よね。。
メチャクチャ
おいしそうな見た目
だったのに、食べてみたら、
なんか、味がない。。(^_^;)
とか、「酸っぱい」
「甘い」「腐ってた」・・・(;´Д`)
いろんな状態のが
あるよね。。
それと比べて、
「100%合成のオレンジジュース」。。
これって、ほぼ
味って一定してるよね。。
メーカーが味を変更
しない限り、かなり
高い「安定性」が
あるんだ。。
。。って、こんな感じで、
「天然」のモノはその
良さがあるんだけど、、
「合成」のモノには、
「安定性」があるよ。。
「味」とかの問題なら、
まだ百歩譲るコトができる
かもしれないけど、、
界面活性剤の役割りは
けっこう重要な部分。。
「今日の界面活性剤は
ちょっと調子が悪いので、
あんまり水分と油分が
混ざりきってません…(^_^;)」
とかじゃ、マズいよね。。
なので、界面活性剤は、
「合成メイン」で使用
されてるよ♪
。。あと、少しややこしいけど、
・天然由来か、そうでないか
・合成してるか、してないか
って話しは、また
別モノなので、、
注意してね。。
石けん VS 界面活性剤は間違い?
。。あと、
「天然」なんかの
話しが出てきたので、、
話しておきたいのが、
■石けん
だね。。
石けんは、なぜか
そんなにイメージが
悪くない。。
さっきの「ラウリル硫酸Na」が
悪者のボスだとしたら、、
「石けん素地」は、
正義の味方といった感じかな。。
。。でも、前回話した
分類の上では、
★ラウリル硫酸Naも石けん素地も
同じアニオン界面活性剤
なんだ。。
。。そう、実は、2人は
「仲間」だったんだよね~。。(・_・;)
なので、よく
■石けん VS 界面活性剤
みたいな図式で話されて
いたりするんだけど、、
ちょっと意味合いが違う
んだよね。。(^_^;)
ラウリル硫酸Naも石けん素地も
同じアニオン界面活性剤で、
同じような特徴も持つんだけど、
違った特性も持ってる、、
あくまでも、そういう
感じなんだ。。
隼人的には、石けんが
持ってるメチャ大きな
メリットは、
■「すすぐ」コトで、
界面活性剤としての作用を
すぐにほぼ無力化できる
コトだと思うよ。。
なので、ある程度
肌の強い人にとっては、
「石けんの どこが悪いの?」
って思うかもしれないけど、、
肌の弱い人にとっては、
やっぱり刺激になったりも
するんだよね。。(;´Д`)
石けんについては、こちらの
記事でもいろいろ書いてるので、
参照してみてね。。
オーガニック・ナチュラルコスメの界面活性剤
。。あと、ついでに
言っておくと、、
■オーガニックコスメ
■ナチュラルコスメ
あたりも、別に
■界面活性剤 不使用
ってワケじゃない
みたいだね。。
そもそも、「オーガニック化粧品」
「ナチュラルコスメ」は、
・こういう基準を
満たしてなければいけない
というモノは存在して
ないらしくて、、
化粧品として認められたら、
普通に
■オーガニック化粧品
として、売り出せる
みたいだね。。
「オーガニック」と
「ナチュラルコスメ」の
違いに関しては、、
あくまでも、イメージ
だけど、、
- ナチュラル:植物由来の原料を多く使用してる肌に優しいコスメ
- オーガニック:植物由来に加えて、無農薬・生物実験を行わないなど地球レベルの環境にも配慮
って感じなのかなぁ~。。
(とはいっても、あくまでも
基準はないので、それっぽく
しておいて、普通にいろいろ
入れてるモノもあるので
注意が必要だよ)
。。で、これって、
「界面活性剤は入ってない
ってコト?」
って解釈してる人も
いるみたいだけど、、
■そうではないみたい
だね。。
試しに、有名なオーガニックコスメ
を数点調べてみたけど、、
やっぱり入っているね。。
ただ、界面活性剤を
「乳化剤」って表示してる
トコが多かったよ。。
この点は注意かな。。
。。で、
まとめると、
★オーガニックコスメ
ナチュラルコスメという
分類と界面活性剤を
使ってないってコトは、
まったく無関係
ってワケだね。。
やっぱり、界面活性剤の
有無や種類を確認するなら、
成分表をチェックするのが、
一番かなぁ~って気はするよ。。
。。ってなワケで、
わりと今回は、
いろんな側面から、
界面活性剤に関する誤解を
中心に話してきたよ♪
。。まだ、もう少し、
続けようかな、、って
思ってるので、、
次回は、
「界面活性剤の不使用」
を中心に話してくよ♪
興味のある人は、みてみてね♪
。。で、このシリーズは、
「1」からみると、内容が
分かりやすいと思うので、
まだの人は、ぜひ「1」から
見てみてね♪